ジャンクなPC-9801USを復活させる(1)

NECのPC-9801USの修理です。

といってもご依頼ではなく、仕事で使う機器の整備です。

当社はフロッピーディスクのデータ復旧とかメディア変換サービスをやっているので、このような古いパソコンは仕事道具として今でも現役バリバリ活躍しています。

ところが、製造後20年以上経過しているパソコンですから、不具合がゴリゴリ出てきます。このUSも予備機としてオークションで購入しました。

このUSは3.5インチのコンパクトモデルで、発売当初は拡張性も低いことからそれほど注目されていないモデルでしたが、3.5インチ2ドライブ、FM音源も搭載しており、DOSを動かす分には何の問題もないので今ではゲーム用としても結構な人気があります。

しかし、この頃のパソコンは「不良コンデンサ」の問題があり、今ではまともに動作するマシンはほとんどありません。面実装のコンデンサが液漏れを起こし、漏れた電解液が基板をボロボロに錆びさせ、他のICをショートさせて壊したり、パターンが切れたりと重篤な症状を引き起こしています

今回購入したマシンもやはり同様の症状が起こっていて、FM音源が鳴らないと明記されていました。やはり、完動品ではないのであまり人気がないようです。結局オークションでも応札者は私ともう一人だけ。3,100円で落札することができました。

荷物が到着。丁寧に梱包されていました。

梱包を解いてみると・・・

うわっ・・・きたなーい!!商品説明どおりの汚れ(笑

このままでは触っているだけで手が汚れてしまうので、完全な分解清掃から手をつけることに。

キーボードはキートップを全部外して

ちまちま水洗い

ほぼ水溶性の汚れなので、水だけでも十分キレイになります。

フロントパネルと外装も手垢や汚れが酷い状態なので、外して

メラミンスポンジとワイデックスで洗浄

ケースも汚れがひどいので

ワイデックスで丸洗い。ワイデックスは少し水を含ませたスポンジにつけてこするとみるみる汚れが落ちます。「かんたんマイペット」レベルではあまりキレイになりません。私は学生の頃、中古OA店でバイトをしていましたが、当時、この「ワイデックス」か「トルサー」という洗剤を使って「商品化」してました。
このワイデックス、昔はどこのパソコン屋さんでも売っていましたが最近は見かけませんね。「突撃」という洗剤もありました。ワイデックスが手に入らない場合、「クイックブライト」もお勧めです。
ただし、日焼けは落ちません。日焼けを落とす方法もあるのですが、プリントされている文字も落ちてしまったりと失敗することも多いので、今回はそのままの自然の風合い(?)を大切にすることにします。

見違えるほどキレイになりました。棚を拝借して一晩干しておきます。
続きはまた明日。

One thought on “ジャンクなPC-9801USを復活させる(1)

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