教えて!デー太くん

デー太くん

ここでは、データ太くんと一緒に、
パソコンデータの基礎知識ついて学んでいくよ!

絶対に行ってはいけないコト!

絶対に行ってはいけないコト!

ハードディスクを分解すること

ハードディスクの構造はレコードによく似ています。
レコードはレコード盤を一分間に33回、もしくは45回という低い速度で回し、レコード針で音をピックアップしています。
一方のハードディスクはその1,000倍以上の5,000~10,000回転という、航空機のエンジン並みの超高速度でディスクを回転させ、磁気ヘッドを浮上させてデータの読み書きをしています。
このハードディスクをクリーンルームなど専門施設以外で分解してしまうとディスク面に微細なホコリが付着してデータの読み出しができなくなるばかりか、誤ってディスク面に傷を付けてしまうなど取り返しのつかない状況に陥ります。
失いたくないデータが入っているのであれば分解は絶対に行ってはいけません。

叩いたり、ON/OFFを繰り返すこと

普通の電気製品の場合、少し調子が悪くなると電源をガチャガチャと入れ直したり、叩いたりすると直ったりするものですが、この手法をパソコンで実行すると症状が一層悪化することがほとんどです。
特にハードディスクから「カチンカチン」と異音がしている場合、磁気ヘッド付近に異常が発生しているなど重い症状を示しています。この状態で電源のON/OFFを繰り返すとディスクを傷つけてしまうなど被害はさらに深刻なものとなります。

ユーティリティーソフトを何度も実行すること

普段から scandisk やデフラグ、またいわゆるユーティリティソフトなどを実施して、環境を維持している方も多いのではないでしょうか。
これらのユーティリティーは健康食品のようにトラブルを予防するには高い効果が見込めますが、既に障害が発生している環境では、逆に障害を進行させてしまう恐れがありますので実行には注意が必要です。

知識や自信がないのに分解すること

市販の雑誌にメモリの増設やハードディスクの交換はいかにも簡単にできるといった記載がされていますが、あなたが実際に実行して成功する保証はどこにもあ りません。もし車のブレーキが故障したとしたら、整備の本を買って、自分で直すでしょうか?少なくともBIOSやOSのインストールレベルの知識がなけれ ばパソコンのふたを開けるべきではありません。
またデータ復旧技術は、一般的なパソコンサポートとはアプローチが異なります。一般のサポートでは、市販の復旧ソフトを掛ける程度のレベルがほとんどで、物 理障害を起こしているにも関わらず何度も復旧を試みて障害が悪化し、最終的に当社に持ち込まれたときには復旧のチャンスを失っていたということも少なくありません。

リカバリーを実行する

市販のパソコンには「リカバリディスク」が添付あるいはハードディスクの一部に「リカバリ領域」が備わっており、パソコンを購入時の初期状態に戻すことができます。
このリカバリを実施すればパソコンとしての機能は取り戻せますが、データは失うことになります。>br> 一度リカバリを実施してしまったパソコンからデータを復旧するのは極めて難しくなります。

コラム

裏付けのない情報に惑わされないで!

インターネット上には様々な情報が流通していますが、中には裏付けのない危険な情報も少なくありません。 たとえば物理障害が発生している状況で、「葢をあけてちょいとヘッドをいじったらなおった」という類ものを見かけることがあります。 これは危険極まりない行為であり、脳溢血で倒れた人を叩くようなものです。

パソコンを安定した状態で使用するには・・・

パソコンをトラブルなく使うにはどのようなことをするのがいいのか?とよく質問されることがあります。当社でおすすめしているのは最も簡単で効果的で費用もかかりません。
1.使わないソフトをインストールしないこと(使用しないプレインストールソフトはアンインストールするべきです)
2.動作に違和感を感じたら、データをバックアップして早めにOSの再インストールを行うこと

データはどこに消えた?

データはどこに消えた?

データはこのように記憶されている

WindowsなどのOSには「どのデータを、ハードディスクの、どの場所に保存した」という情報を管理す る「ファイルシステム」とよばれる目次のような情報を持っています。このファイルシステムに障害が起こった場合、OSはハードディスクのどこに情報を格納 しているかがわからなくなり、結果的にデータを読み出すことができなくなってしまうのです。

データを失う主な理由

次にデータ消失の主な原因と症状について掘り下げて解説していきます。 データ SOSでは、データ消失の事例を症状別に次の 4 つに分類しています。

システム障害(OS障害)

OSが起動しなくなる障害です。 原因は様々ですがウィルスなどにより起動に必要なシステムファイルが破壊されてしまったもの、ドライバなどが正しくインストールされていないケースが多いようです。 これらの障害は、データそのものに障害がないことが多く、比較的高い確率でデータを回収することが可能な症状であるといえます。

論理障害

前項で解説したファイルシステムの問題により、データが見えなくなってしまう障害です。 この障害からのデータ復旧はケースバイケースであり、最もタチの悪い障害であるといえます。 なぜならデータは一つのファイルが1カ所にかたまって保存されているわけではなく、細切れ状に分割されたものをファイルシステムにより一つのファイルとして成り立たせているものであり、たとえファイルとして回収できたとしても正しいデータとして利用できない(アプリケーションから開けない、内容が違う)ことがあるからです。

物理障害

ハードディスクが機械的に故障してしまったものです。 ディスクから「カチンカチン」「ガラガラ」などの音が聞こえている場合、あるいはディスクを回転させるモーターが廻らない(スピンしない)症状です。 この症状の場合、クリーンルームでディスクドライブを分解して処置を行うといった外科的な手法によりデータを回収できる場合があります。この処置は高い技術力を要します。

ヒューマンエラー

人間のミスによるもので「誤ってデータを削除してしまった」「データを上書きしてしまった」という類のものです。技術的にはシステム障害、または論理障害の処置でデータが回収できることもあります。

データ復旧について

データ復旧について

データ復旧の期間について

データの復旧にかかる期間の目安は次の通りです。ただし、個々の障害事例によって異なりますのであくまでご参考程度にお考えください。
・システム障害 : 2日~3日
・論理障害 : 2日~10日
・物理障害 : 3日~10日

データ復旧の確立と可能性について

よくいただくご質問ですが個々の症状により可能性はケースバイケースですが、ご参考までに案件全体の集計で約80%が復旧に成功しています。

こんな場合は復旧できません

上書き

同じ名前で上書き保存をしてしまったもの。(例・ Excel のデータに異なる数値を入力して、誤って上書きしてしまったものなど)

データ消去ツール・ローレベルフォーマット

市販のデータ消去ツールなどで完全に消去処理を施したもの。 ディスクフォーマッタなどでローレベルフォーマットを実行したもの。

暗号化されたファイル・保護されたデータベースファイル

暗号化処理をされたファイルやデータは、暗号化されたままの状態で取り出されます。 たとえ取り出しに成功したとしてもそのままでは利用することはできません。