基礎から押さえるRAID講座 vol.14

組み合わせRAIDレベル

各RAIDレベルの特徴について詳しく説明いたします。それぞれのRAIDレベルには、メリットだけでなくデメリットも必ずありますので、ご自分の目的にあったものがどのレベルなのか、良く吟味してみてください。

RAID0+1【レイド・ゼロプラスワン】

別名:RAID01
※ベンダによりRAID1+0またはRAID10と扱われているケースもある
必要HDD数:最低4台
概要

RAID1とRAID0を組み合わせて、

  • 容量の増大
  • 速度の高速化
  • 耐障害性の向上

を狙った技術です。RAID1とRAID0の組み合わせにはもう一つ「RAID1+0」があります。

RAID0+1は、簡単に言うと「RAID0(ストライピング)」をミラーリングする仕組みです。通常のRAID0ですとHDDが一台故障した段階でシステムが停止してしまいますが、RAID0+1では完全に同じミラーボリュームが用意されている為、片方のボリュームが停止してもシステムは継続して稼働できます。

RAID0+1のしくみ

[1]-1 まず、データがブロックに分割されます。

[2] 分割されたデータを各RAID0アレイに同時にストライピングで保存します。

※「RAID0アレイ1」と「RAID0アレイ2」をミラーリングしているイメージです。

RAID0+1のしくみ
RAID0+1のメリット
  • RAID0に冗長性を付与することができる。
  • 速度の高速化が図れる。
RAID0+1のデメリット
  • RAID10よりも耐障害性で劣る。
    (2台のストライピングx2の計4台で構成されたRAID01の場合、各ストライピングの1台ずつ計2台が故障した時点で動作不能となる)
  • ミラーリング構成の為使用可能HDDの2倍のHDDが必要となり、容量効率がRAID5に劣る。
  • 最低4台のHDDが必要な為、導入コストが高い。