BUFFALO「LS-WX4.0TL/R1」に搭載されている2台のHDDが共に故障

BUFFALO LS-WX4.0TL/R1

BUFFALO製のNAS「LS-WX4.0TL/R1」にアクセスできなくなってしまったとご相談をいただきました。
このNASは、SAMSUNG製HDDが2台搭載され、RAID構成となっています。

1番ドライブは、電源投入でディスクが回転し異音を発しながら起動するものの、読み取り指示を出すとBusy状態のまま応答が途絶える症状が確認されました。診断の結果、HDD内部の制御プログラムが格納されるサービスエリアが読み込めず、正常起動できない状態であることが判明しました。

2番ドライブはさらに重度で、ディスクは回転するものの異音の後に電源が落ちて停止してしまい、ヘッドが完全に読み取り不能となる典型的な障害でした。このようなケースでは、クリーンベンチでヘッド交換を行い、一時的に動作させてデータを吸い出す高度な処置が必要になります。

RAID1は冗長性が高く、1台故障してももう1台が生きていればデータは守られます。しかし今回は、故障した1台を交換しないまま運用を続けたことで、残った1台も最終的に故障したという流れでした。

処置を行った結果、データを抽出し、無事に復旧することができました。
RAID1は安全性を高める仕組みですが、1台故障した時点で交換せず運用を続けると、残った1台も故障するリスクが急激に高まります。
エラーが出た際に気づくことのできる環境づくりと、早めの交換・バックアップが重要です。

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