ST4000NE001-2MA101で発生した2番面ヘッド障害と復旧対応

Seagate(シーゲイト)製のHDD「ST4000NE001-2MA101」が起動しなくなったと、ご相談をいただきました。

診断装置に接続したところ認識は可能でしたが、試験的に読み取りを行うと一部は読み取れるものの、すぐにBusy状態となり応答が停止する症状が確認されました。
詳細な診断の結果、このHDDは、内部に3枚のプラッタを搭載し、各プラッタの表裏にデータを記録する6面構造のモデルで、2番面を読み取ろうとした際に必ずBusy状態に陥ることが判明し、内部でヘッドがプラッタに接触した可能性が高い状態でした。

このようなケースでは、HDD内部の制御プログラム(ファームウェア)に特別な処置を施し、エラーを無視して動作を継続させることで、動作している間にディスクイメージを取得します。
ただし、障害面の状態が悪い場合は読み取りが停止することもあり、必要に応じてヘッドアセンブリの交換を行うことがあります。

診断結果を詳しくお伝えして、お見積りにご承諾をいただきましたので、作業を進めたところ、イメージ取得中に2番面の読み取りが完全に停止したため、ヘッドアセンブリを交換し、読み取り能力を回復させたうえでイメージ取得を完了しました。
内部の状態から、動作中にヘッドクラッシュが発生していたと考えられます。

最終的に、障害のある面を含めてデータの復旧に成功しました。

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