第一部:RAIDの基礎知識
RAID導入の目的(3)
第三の目的「処理速度の向上」
また、特にグラフィックやゲームなどで演算処理速度向上を目的とする場合、RAID0と呼ばれる「ストライピングRAID」を導入することでHDDアクセスを高速化することができます。
これは、データの読み書きを複数のHDDに対して分散して行う事で高速化を図る仕組みです。イメージとしては、一方のHDDにデータを書込み、その処理を行っている最中にもう一方のHDDに書込み・・・と、処理を交互に行うことで待ち時間を減らすといった仕組みです。ただし、処理の内容によっては必ずしも速度向上の恩恵を受けられるとは限りません。
なお、詳しくは後に譲りますがRAID0には「冗長性の確保」という機能は含まれません。万一RAID0を構成するHDDの内一台が壊れてしまった場合、何台のHDDで構成していたとしても、その時点でデータは失われてしまいます。その為、RAID0を導入する場合は、OS用のドライブだけをRAID0で構成したり、ミラーリング等の冗長性が確保されるRAIDと組み合わせて運用したりといった工夫が求められます。
- 第一部:RAIDの基礎知識
- RAIDとは何か?(1)
- RAIDとは何か?(2)
- RAID導入の目的【冗長性の確保】
- RAID導入の目的【容量の拡大】
- RAID導入の目的【処理速度の向上】
- RAIDの弱点
- 第二部:RAIDの種類
- 基本的なRAIDレベル【RAID0】
- 基本的なRAIDレベル【RAID1】
- 基本的なRAIDレベル【RAID5】
- 基本的なRAIDレベル【RAID6】
- あまり使用されないRAIDレベル【RAID2】
- あまり使用されないRAIDレベル【RAID3】
- あまり使用されないRAIDレベル【RAID4】
- 組み合わせRAIDレベル【RAID0+1】
- 組み合わせRAIDレベル【RAID10】
- 組み合わせRAIDレベル【RAID50】
- おススメRAID構成(1)
- おススメRAID構成(2)



