基礎から押さえるRAID講座 vol.8

ご注意
RAID障害の自己診断は非常に危険です。むやみに操作を行うと専門家でも復旧できなくなる恐れがあります。
Terastation等の故障でお困りの方は「RAIDデータ復旧サービスのページ」をご覧下さい。

基本的なRAIDレベル

各RAIDレベルの特徴について詳しく説明いたします。それぞれのRAIDレベルには、メリットだけでなくデメリットも必ずありますので、ご自分の目的にあったものがどのレベルなのか、良く吟味してみてください。

RAID1【レイド・ワン/レイド・イチ】

別名:ミラーリング

必要HDD数:最低2台(通常は2台構成)

概要

2台以上のHDDを組み合わせて同一データを複数のHDDに書き込み、HDDのコピーを用意するというシンプルな方法で耐障害性を高めたもの。
1台のHDDに障害が発生しても、他のHDDでデータを処理できるため動作不能に陥ることはありません。
ただし、同じ内容が複数台のHDDに保存される為、データ保存領域として利用できる容量は、構成するHDDの合計容量の1/2以下となります。

RAID1のしくみ

RAID1のしくみ

複数のHDDに対して、同一のデータが保存されます。

メリット
  • 1台のHDDに障害が発生してもシステムは稼働し続けることができ、復旧も早い。
  • 構成するHDDの台数が増えれば、耐障害性も高くなる。
デメリット
  • 複数台のHDDに同一データの書き込みを行う為、通常の単一ドライブへの書き込みよりも時間がかかる。
  • 使用可能な容量は構成するHDD(最も容量が小さいHDD)1台分の容量。構成する台数が増えるほど利用効率は悪くなる。
  • 単一ストレージの大容量化、高速化を目的としていない。

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