いつもご依頼いただいている建設会社様より、夏期休業明け現場事務所に設置していたNASの電源を入れたところ、動作はしているようなのだが共有フォルダが出なくなったと復旧をご依頼いただきました。

BuffaloのLinkStation LS510D0201 容量2TBのシングルNASです。休み明けによくあるパターンです。
辛うじて動作していた機器が電源を入り切りしたタイミングで故障が顕在化します。たいていの場合、電源ユニットの故障、 NASを動作させるためのファームウェアの障害、HDDに故障が発生している、の3パターンに分かれます。

分解してHDDを取り出して調べてみます。東芝のDT01ACA200が積まれていました。2022年なのでまだそれほど古くありませんが、これは一般的なデスクトップPC用のHDDで24時間連続稼働させるように設計されたHDDではありません。
SMART情報を見ると、代替セクタ処理が多数記録されているのと、設置環境が悪かったのかG-Sense Error Rate も多数記録されています。

ディスクイメージを走らせてみると、HDDの先頭部分にまとまって不良セクタがかたまって存在しており、その個所を読み込ませようとするとHDDがBusy状態となります。典型的な不良セクタによる障害でした。
処置を行い100%データは回収可能でした。ご用命ありがとうございました。

