第二部:RAIDの種類
目的・用途別お勧めRAID構成(2)
高速処理を求める方にお勧めのRAID
CG処理やデザイン、ゲーム制作などの高速処理を必要とする場合、性能だけを見ればRAID0が最も高速となる為お勧めです。ただし、これまでに何度も書いてきた通りRAID0には一切の冗長性がありませんので、構成するHDDの内一台でも故障してしまうとシステムが停止してしまいます。
そこで、あくまでも処理の高速化を求める場合は、システム領域(通常はCドライブ)だけをRAID0で構築、データ保存用のドライブを別途RAID1もしくはRAID5などで構築する方法をお勧めします。
ただし、実際に運用する際は作業対象のデータをいったんRAID0のドライブにコピーして編集、編集作業が終わったら再度データ用のドライブに戻すといった事を行わないと、メリットを享受することができません。運用にかなりの工夫が必要となります。
また、RAID5で使用するHDDの台数を増やす方法もあります。RAID5ではパリティ用にHDD1台分の容量を使用しますが、構成するHDDの台数が増えてもこのパリティ用に使用する容量は変わりません。その為、構成するHDDの台数が増えればそれだけ並列処理できるHDDの台数も増えますので、処理速度も向上します。
- 第一部:RAIDの基礎知識
- RAIDとは何か?(1)
- RAIDとは何か?(2)
- RAID導入の目的【冗長性の確保】
- RAID導入の目的【容量の拡大】
- RAID導入の目的【処理速度の向上】
- RAIDの弱点
- 第二部:RAIDの種類
- 基本的なRAIDレベル【RAID0】
- 基本的なRAIDレベル【RAID1】
- 基本的なRAIDレベル【RAID5】
- 基本的なRAIDレベル【RAID6】
- あまり使用されないRAIDレベル【RAID2】
- あまり使用されないRAIDレベル【RAID3】
- あまり使用されないRAIDレベル【RAID4】
- 組み合わせRAIDレベル【RAID0+1】
- 組み合わせRAIDレベル【RAID10】
- 組み合わせRAIDレベル【RAID50】
- おススメRAID構成(1)
- おススメRAID構成(2)



