さあ、それでは各RAIDレベルの特徴について詳しく説明いたします。それぞれのRAIDレベルには、メリットだけでなくデメリットも必ずありますので、ご自分の目的にあったものがどのレベルなのか、良く吟味してみてください。
ここでは、目的・用途を元にしたお勧めのRAIDレベルをご提案します。ご自分のケースにマッチするものがあれば、ご参考としていただければ幸いです。
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特に企業などの団体内でデータ共有を行う「ファイルサーバ」を導入する場合、最も重視すべき点は「冗長性の確保」です。 RAID0を除けば、全てのRAIDレベルで冗長性は確保されていますので、基本的にはどれを導入しても結構ですが、導入コストや普及率による情報収集のしやすさから、RAID5が最もベーシックな選択です。RAID5ならば、ファイルサーバに求められる「大容量」も実現できますし、HDD1台までの冗長性が確保されています。また、比較的HDDの容量効率にも優れています。 実際、いわゆるサーバー機を購入する際につけられる「RAIDオプション」には、ほぼ必ずRAID5が含まれます。 ただし、RAID5はその可用性の高さから「メンテナンスフリー」と勘違いされやすく、冗長性オーバーによるトラブルが多く見られます。つまり、2台目のHDDが故障するまで壊れていることに気付きにくいという事です。導入する際はエラー警告ツールなどを使用し、障害を見逃さない体制を整える必要があります。 RAID5の拡張規格であるRAID6もありますが、基本的にはRAID5を適切に運用し、バックアップ体制を整える事をお勧めします。 また部門用のサーバなど、それほど大きな規模でない場合ならば、容量効率は悪いですがRAID1をお勧めします。HDD2台だけで構築できる分、故障率は最低3台必要なRAID5よりも低いですし、最近の大容量HDDを使用すれば容量もそれほど問題にはなりません。何よりも、構造が単純な為、障害発生時の対処が簡単に行えます。 |
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