基礎から押さえるRAID講座【RAID LAB】
第一回 「RAIDの基本」

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第二部:RAIDの種類

あまり使用されないRAIDレベル

RAID3【レイド・スリー】

・必要HDD数:最低3台

[概要]
データを複数ドライブに分割して記録し、更にエラー修正用の「パリティ」という冗長コードを専用のドライブに記録する方式です。RAID2のECCをパリティに置き換えることで演算にかかる処理の負荷を軽減しています。
冗長コードにはRAID5などと同様にパリティを使用しますが、データの分割はブロック(セクタ)単位ではなくbitやbyteといった容量単位で行われます。
データ部はストライピングにて書き込まれる事で高速化が図られていますが、パリティが専用のドライブとなっている為、ここがボトルネックとなります。

なお、現在市販されているRAID製品でRAID3が採用されているものはほとんどありません。

RAID3のしくみ
【RAID3のしくみ】

[1]-1 RAIDコントローラ上でデータが特定の容量に分割されます。

[1]-2 それと同時に「パリティ」が生成されます。
(図中の「P-***」)。

[2] 分割されたデータを複数のドライブに分散して書き込み、同時にパリティが一台のHDDにまとめて書き込まれます。


[メリット]
・パリティを利用する為、冗長コードの計算でRAID2の様な速度面での性能低下はない。
・分割されたデータは全てのデータドライブへ並行して一括転送される為、アクセス速度は高い。
・構成HDDの数-1台分の容量が使用できるので利用効率は高い。

[デメリット]
・データの分割がbitやbyte単位で行われる為、RAID5などに比べ読み書きの効率が悪い。
・冗長データの書き込みが一台のパリティドライブに行われる為、書き込み処理でボトルネックが生じる。
・複数ドライブへ同時にアクセスする為に同期機能を持った特殊なドライブが必要になるなどコストがかかる。



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