BUFFALO SSD-PUT500U3-B/N データのコピー中に止まる

BUFFALO SSD-PUT500U3-B/N

BUFFALOのSSDがデータのコピー中に止まるとご依頼いただきました。

BUFFALO SD-PUT500U3-B/N
BUFFALO スティック型SSD

型番はSSD-PUT500U3-B/N、一見するとUSBメモリに見えますがSSDです。

SSD-PUT500U3-B/N
型番はSSD-PUT500U3-B/N 容量500GB

分解するとPCBA Stick 500GB TpA U3.2 G1 MTW-N と記されたラベルが貼ってある基板が一枚入っています。

CBA Stick 500GB TpA U3.2 G1 MTW-N
PCBA Stick 500GB TpA U3.2 G1 MTW-Nの記載があるラベルが貼ってある

コントローラーの型番を確認します。少しわかりにくいのですが、REALTEK製のSSDコントローラー、RAYMX RM1135Tが搭載されています。NANDメモリはMT29FなのでMicron製ですね。

コントローラーはRAYMX RM1135T

お客様のお話によると、速度が遅くなってきたのでデータを退避させようとコピーを始めた矢先、今度は止まるようになってしまった、とのことです。たいていSSDの動作が止まる場合は内部のNANDメモリに不良が大量に発生し続けており、水面下で予備領域に付け替え処置を行っているのですが、代替処理がうまく完了しない、あるいは代替領域が枯渇するなどの問題が発生しています。幸い、まだ辛うじて認識する状態でしたので、専用の機材で急いでセクタイメージを取得し、重要なデータのほとんどは復旧することができました。ご用命いただき、ありがとうございました。

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