Linkstation LS-W1.0TGL/R1 RAID0で1台故障のデータ復旧

リンクステーション LS-W1.0TGL/R1のデータ復旧をご依頼いただきました。

お客様はRAID0かRAID1かを把握されていませんでしたが、
購入当初のままということなのでおそらくRAID0でしょう。
Terastationではなく、LinkstationブランドのRAID搭載NASは「初期設定はRAID0」です。

中からハードディスクを取り出し、専用の診断機に掛けてみると、1台は若干の不良セクタがありますが、まあ許容範囲です。もう1台があらら・・・・こりゃだめだ、ということで回収ツールの出番です。
診断画面でリードエラーが多数検出されている赤い部分がリードエラー、青いところが明らかな不良セクタです。ディスクの頭の部分と中間部分にこのような状態が周期的に続き、リトライが繰り返され最終的にディスクが認識されなくなります。

読み取りに丸々3日かかりましたが、なんとか回収完了。
RAID0セットを組んでみると、データは問題ないことが確認できました。
不良セクタの部分が丁度データ部から外れていたようで不幸中の幸いでした。

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