ホンマモンの緊急依頼

昨日、緊急のご依頼をお受けしました。
データ復旧はサービスの特性上、急いでいるお客様はほとんどなのですが、
超緊急事態のお客様です。

朝、電話がありました。
「これからそちらに持ち込めば、当日には復旧できますか?」
「お約束はできませんが、早くお持ち込みいただければ当日復旧できることも多いです」
「では、そちらに向かいます」
「はい、何時頃になりますか」
「○○駅からXX時の新幹線に乗って向かいます。秋葉原に着いたらまた電話します」
「!! わ、わかりました、機材を空けてお待ちしています」

これがホンマモンの緊急依頼です。年に何回かは飛行機や新幹線でお客様が駆け込まれます。暫くして東京駅からお客様がご来店。機種はバッファローのTS-WX2.0TL/R1

1TBのHDDが2本積まれたNASでRAID1で運用していたものです。持ち込まれたお客様はSIer会社の方です。納入先様で、バックアップ用に購入したUSBハードディスクを取り付けて欲しいと依頼があり、接続してフォーマットしている最中にハングアップ。リセットするとEMモードになり起動しなくなった模様です。

バックアップを取ろうとしていたところで故障というのは意外と多い事例です。
詳しくお調べすると、RAID1構成の2台のハードディスクのうち、1台が故障を起こしていました。

通常、1台故障していても縮退モードで動作するはずなのですが、何らかの原因でシステムが起動しない状態に陥ったものと思われます。

最優先で作業を行った結果、順調に復旧が進み夕方3時過ぎにはデータお渡しすることができました。これから新幹線ですぐ戻るとのこと。

このような事例は誰が責任とるのか(費用を負担するのか)難しいところで、SIerさんも気の毒な話ですが、なによりデータが無事でよかったです。遠いところご来店いただきありがとうございました。

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