LaCie Rugged USB-C  LRD0TU6 起動すると異音がしてアクセスができない

LaCie Rugged USB-C LRD0TU6 ポータブルハードディスクです。
通電すると、HDD内部から異音がして、動作を止めてしまう症状でした。

Seagate社のST2000LM007が内蔵されています。
専用の診断装置で詳しく調べると、複数あるうちの一部のヘッドがクラッシュしている可能性が疑われました。
次に、データの読み取りテストを試みると、Busyとなり命令を受け付けない状態となりました。
これは読み込んだファームウェアが異常で「ハングアップ」していることを示しています。
通常、HDDは使用できないセクタ(不良セクタ)を検知すると、自動的にそのセクタを通常運用から除外するように設定し、その設定情報をサービスエリアにあるファームウェアに書き込みますが、不良セクタが膨大に発生すると、ファームウェアが不整合を起こし、最終的にHDDが正常起動しなくなります。

この場合、まず、ファームウェアの調整を行い、ハングアップする状況を解消します。
そして、データが読み出せる状態となったら、プラッタとヘッドの負荷をなるべくかけないよう慎重に、セクタ単位でデータをできる限り回収します。

データが回収できない場合、ヘッド交換の必要性が出てきますが、プラッター側に傷が発生している場合には、ヘッド交換をしても意味がありません。
できる限りヘッド交換を行わずに、慎重にデータの回収を進める方針で処置を行った結果、データの復旧に成功しました。
ありがとうございました。

あなたの大切なデータを取り戻す第一歩、
それは「専門家」に相談することです。

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